治験の1クールに密着☆


治験には、第1相試験~第4層試験までありますが、健康な状態で治験のボランティアをすると、だいたい第1相試験の1クールを受けることになります。この段階は、動物実験を繰り返した後に、人に適用する最初のステップになります。
今回は、治験ボランティアに参加するまでの流れと事例をご覧頂きたいと思います。

◆一般的な治験の流れを理解しよう
公益社団法人 日本医師会治験促進センターのまとめによると
➀初めに診察~事前説明
 最初に、治験担当医師やCRC(臨床研究コーディネーター)などから治験に関する詳しい説明があります。
➁同意・署名
 治験の内容を理解し、治験に参加することに納得したら同意書に署名と日付を記載しま
す。
➂参加条件の確認
 参加条件は治験によって異なり、年齢や性別などが治験ごとに詳細に決められています。
➃治験薬の使用
 治験担当医師から指示された用法・用量を守って、一定期間治験薬を使います。
➄診察・検査
 治験参加中は採血、採尿、血圧測定などの検査を実施して、病状の回復具合だけではなく体調の変化を詳しく調べます。

◆治験事例の紹介
治験で最も多いのが、入院タイプ。数日ほど入院し、治験を行います。
治験のボランティアとはいえ入院しているので、病院内の患者と同じ扱いになり、食事や部屋の消灯時間も病院の規定に合わせます。
入院中は、専ら検査です。検査とはいえ、入院中の全ての時間を用いた検査ではなく、特定の時間だけに採血や心電図を取ります。
それ以外は自由時間なので、次の検査が来るまで色々なことをして過ごします。
本を読んだり、パソコンをしたり、テレビを見たり病室内であれば何をしても自由です。ただ、病院内なので騒がないことが絶対条件です。


治験は、安全性が確保され保証やレクチャーもしっかりしています。しかし、副作用による後遺症が無い保証は100%という訳ではありません。
ボランティアに申込む時は、何の治験なのか理解して治験担当医の説明や指示に従うことが大切です。